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景気ウォッチャーは、全国に2,050人
『景気ウォッチャー調査』は人々が景気に
ついて、どう感じているかをアンケートで
たずねた、「景況感調査」の一種です。同じよう
なものに、日銀の『短観(たんかん)』があります。
その名前のとおり、景気ウォッチャーは、
「景気を観察する人。」
全国で2,050人が選ばれ、
毎月の調査の質問(アンケート)に回答。
3カ月前と比べた景気の現状と2カ月〜3カ月先の
見通しを、5段階評価で回答してもらいそれを集計し
たものがそれぞれ「現状判断DI」と「先行き判断DI」
として発表されます。ざっくり、景気の良し悪しを
DI(ディフュージョン・インデックス 景気の方向性
を見る)が、50%を超えているかどうかで判断。
景気の計量化?の試みといえます。
景気ウォッチャーの職業は、代表的な経済活動項目
(家計動向・企業動向・雇用等)を敏感に反映する
現象を観察できる業種の適当な職種の中から選定さ
れた、2,050人です。具体的には・・・
あなたの身の回りにいる景気ウォッチャー
百貨店やコンビニの販売担当者、店員/中小企業の
経営者(レストラン、スナックなども)/遊園地、
ゴルフ場の従業員/設計事務所職員/司法書士や会計
事務所の職員/広告代理店経営者、人材派遣会社員
/タクシーの運転手、ハローワークの職員など。
ウォッチャーの職種をみると、まさに「街角景気」
の実態をあらわすものといっていいと思います。
個別の判断理由も、あわせて発表されています。
たまに、タクシーに乗り運転手さんにたずねる、
「最近、どう?」は、我々が、景気を判断する
上で、重要な質問であります。(笑)
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