貿易摩擦摩擦激化による企業業績への影響を警戒
19日の米国株式市場、
ニューヨーク・ダウ
24,700.21ドル
(▼287.26ドル/▼1.15%)
S&P500は
2,762.59の
(▼11.16/▼0.40%)
ナスダックが、
7,725.58
(▼21.44/▼0.28%)
主要3指数とも下落。激しさをます米中貿易摩擦
問題が、投資家心理をより不安にさせていました。
その証拠に、先行きの不安度合いをあらわす、
VIX(恐怖)指数は、3週間ぶりの高い水準の
14.68まで上昇。(最終的には13.35)
トランプ大統領の米国が、単なる交渉戦術として
追加措置を示しているのではなく、行き着くところ
までいくかもしれないと考える、市場関係者も
出ていました。
ニューヨーク・ダウは、年初来の上昇を埋め、
マイナス圏になっています。
今年に入ってからのニューヨーク・ダウの動き↓
引用元 ニューヨーク・ダウ【^DJI】:海外指数-Yahoo!ファイナンス
いずれにしても、米中貿易摩擦に端を発する、
世界的な通商政策問題(日本にも関係します)は、
年内の不安材料として、マーケットの足かせと
なりそうです。
個別企業
では、やはり貿易摩擦の影響が懸念される
航空大手の
ボーイング(BA)
343.66ドル(▼13.62ドル/▼3,84%)
建設機械の
キャタピラー(CAT)
143.32ドル(▼5.38ドル/▼3.62%)
の下落が目立っていました。
また、中国で組み立てられた「iPhone」は
対中関税の対象にはならないと、
トランプ大統領が、
アップルCEO(最高経営責任者)に伝えたと
一部報道があった、
アップル(AAPL)でしたが
185.69ドル(▼3.05ドル/▼1.62%)
とニュースが株価を押し上げることには
ならなかったようです。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
2.89%(前日 2.92%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
VIX指数(恐怖指数)は
13.35(前日12.31)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。
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