米中貿易戦争懸念、再燃
15日の米国株式市場は、
ニューヨーク・ダウ
25,090.48ドル
(▼84.83ドル/▼0.34%)
S&P500は
2,779.66の
(▼2.83/▼0.10%)
ナスダックが、
7,746.37
(▼14.66/▼0.19%)
と3主要指数はそろって下落。再燃した、米中貿易
摩擦問題がエスカレートしそうな流れに過剰に?
反応し、ダウでは一時、前日に比べ280ドル
を超える値下がりをみせましたが、引けにかけて
は多少落ち着きを取り戻し、今週の取引を終えて
います。
今週、ダウは
0.9%下落でしたが、
S&P500は、+0.01%とほぼ変わらず
、ナスダックは+1.3%と上昇。
ナスダックは4週連続の値上がりでした。
重要スケジュール週ををなんとか無事に
終えた言えますが、15日の動きは、
少し嫌な感じを受けます。
トランプ大統領が、この日、中国からの総額
500億ドルにのぼる知的財産権とハイテク製品
に25%の輸入関税をかけることを明らかにした
ことに対し、中国も同規模の対抗措置をとるこを
発表していました。
米中貿易戦争が激化するものと、投資家は神経
質にならざるをえない状況ですが、
「いつものトランプ流のかけひき、交渉術だ」と
指摘する市場関係者がいました。
直近3ヶ月のニューヨーク・ダウの動き↓
引用元 ニューヨーク・ダウ【^DJI】:株式/株価-Yahoo!ファイナンス
この日個別企業では、
貿易摩擦や関税が懸念となる、
ボーイング(BA)
358.00ドル(▼4.54ドル/▼1.25%)
キャタピラー(CAT)
149.65ドル(▼3.12ドル/▼2.04%)
などが売り込まれ、
アップル(AAPL)も
188.80ドル(▼1.96ドル/▼1.03%)
と値下がり。また
原油価格の下落から
エクソンモービル(XOM)
80.66ドル(▼1.23ドル/▼1.50%)
や
シェブロン(CVX)
124.19ドル(▼2.47ドル/▼1.95%)
が下落となっていました。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
2.93 %(前日 2.94%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
米国VIX指数(恐怖指数)は
11.98(前日12.12)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。
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