米中歩み寄り?
6日の米国株式市場は、
大幅反発。
ニューヨーク・ダウ
25,146.39ドル
(+346.41ドル/+1.40%)
S&P500は
2,772.35の
(+23.55/+0.85%)
ナスダックが、
7,689.24
(+51.38/+0.67%)
ダウは、およそ3ヶ月ぶりの
高値で終了。
ナスダックは、3日連続、終値ベースで
過去最高値を更新。
中国が700億ドル(7兆7000億円以上)
相当の米国産品の輸入を増やすという提案を
トランプ政権が、検討しているという報道
を受け、
米中貿易摩擦に対する、過度な懸念が
遠のいたという、市場関係者の
コメントがありました。
また、4月の米国貿易収支で輸出が伸び、
赤字額が、7ヶ月ぶりの低い水準になった
ことも安心材料となっていたようです。
予想を上回る雇用統計等の内容や、輸出が
伸るなど、直近の四半期でも米国の景気が
加速していることが裏付けられ、金利が
上昇、金融株が株価を上げ、全体をリード
していました。
ニューヨーク・ダウの直近3ヶ月の動き↓
引用元 ニューヨーク・ダウ【^DJI】:海外指数-Yahoo!ファイナンス
ナスダックの直近3ヶ月の動き↓
引用元 ナスダック総合【^IXIC】:海外指数-Yahoo!ファイナンス
個別では、
対中輸出の多い、
ボーイング(BA)
371.70ドル(+11.46ドル/+3.18%)や
キャタピラー(CAT)
156.78ドル(+3.50ドル/+2.29%)
の上昇が目立っていました。
アップル(AAPL)は、
取引時間中に、過去最高値の
194.08ドルまで上昇し、終値は、
193.86ドル(+0.67ドル/+0.35%)
また、
電気自動車の
テスラ・モーターズ(TSLA)のマスクCEO
(最高経営経営責任者)が株主総会で、
量産車「モデル3」の生産台数を引き上げる
目標を達成することに自信をしめしたことで、
318.60ドル(+28.37ドル/+9.74%)と
株価を大きく上げていました。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
2.97%(前日 2.92%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
米国VIX指数(恐怖指数)は
11.64(前日12.40)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわしますが、前日に続き、さらに
水準を切り下げています
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