予想を上回る経済指標を好感
4日の米国株式市場は、
ニューヨーク・ダウ
24,813.69ドル
(+178.48ドル/+0.72%)
S&P500は
2,746.87の
(+12.25/+0.44%)
ナスダックが、
7,606.46
(+52.12/+0.69%)
と続伸。前週末、1日に発表された5月の雇用統計では、
失業率3.8%(予想3.9%)、非農業部門就業者数が
前月比+22.3万人(予想 19万人)
といずれも予想を上回ったことが、マーケット全体に
楽観ムードを広めました。米国経済が継続して、力強く
成長していると投資家心理を安定させていたようです。
ハイテク株が強い
また、ハイテク株や消費関連の株に買いが入り、
ナスダック(総合指数)は、終値でも最高値を更新。
一方、WTI(原油先物)価格で5月に、1バレル=72.35
まで上昇し、ここのところ値下がりしていた(65ドル割れ)
原油価格の影響でエネルギー株が軟調でした。
個別企業では、4日にはじまった開発者向け会議
で、iOS12を発表した、
アップル(AAPL)が上場来の高値、
192.37ドル(+1.59ドル/+0.84%)
また、S&P500(総合指数)に採用が決まった
ツイッター(TWTR)が
39.23ドル(+1.23ドル/+3.36%)と
大きく上昇。時間外取引でもさらに値上がり
していました。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
2.94%(先週末 2.89%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
米国VIX指数(恐怖指数)は
12.74(先週末 13.46)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。
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