米中貿易戦争は休戦
21日の米国株式市場、
ニューヨーク・ダウは前日に比べ
+298.20ドル高の
25,013.29ドル
(+298.20ドル/+1.21%)
S&P500は
2,733.01の
(+20.04/+0.73%)
ナスダックが、
7,394.03
(+39.69/+0.54%)
3指数とも上昇してこの日の取引を
終えています。
米中通商問題については、お互いの主張
を「保留」し、今後の課題として取り組んで
いくことが確認され、市場に安心感がひろがり
ました。
また、合併や買収(M&A)の案件がいくつかの
企業で明らかになったことも、マーケットに
はプラスにはたらいていたようです。
明暗分かれる、AKスチールとボーイング
米中通商問題の「保留」によって
米国側が指摘する、中国の政策改善が
不透明になったなどの理由で、
(米国内の鉄鋼に不利?)
鉄鋼大手の
AKスチール(AKS)
4.46ドル(▼0.24ドル/▼5.11%)
が 売られる一方、民間機の売上の、およそ25%を
を中国の顧客が占める航空機大手の
ボーイング(BA)
363.92ドル(+12.69ドル/+3.61%)
が買われていました。ニューヨーク・ダウが
他の指数より強かったのは、ボーイングの
上昇の影響が大きかったためです。
アップル(AAPL)の株価もしっかり。
187.63ドル(+1.32ドル/+0.71%)
M&A関連では、複合企業の
ゼネラル・エレクトリック(GE)が
輸送事業を他企業との統合することを
表明したことで,
15.26ドル(+0.29ドル/+1.94%)
と値上がりしていました。
2つの気になる数字は
米国10年国債の利回りは
3.06%(前日 3.06%)
※この値が高いほど
債券が売られ、
金利が上昇している
ことをあらわします。
米国VIX指数(恐怖指数)は
13.08(前日 13.42)
※こちらは、数字が大きいと
先行きに対する不安が高いことを
あらわします。
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