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美しさには理由がある、フィボナッチ
株価が大きく下落して、前の水準まで戻す過程
で目安として使われる、ものにフィボナッチが
あります。
極々簡単にいってしまうと、自然界に多く存在
する見た目も美しい、花びらのように、黄金比
とも呼ばれる合理的な数列のことをさします。
フィボナッチによる株価分析は、機関投資家も
よく利用する手法です。ポイントになる数字は
0.236/0.382/0.50/0.618/
0.764/1/1.282/1.618(他にもいろいろと見
方があるようですが)
日経平均株価の次の目安
具体的に、今年に入ってからの日経平均株価に
当てはめてみますと、高値は、24,129円(1月
高値)で安値20,347円(3月安値)。この幅は、
3,782円。
①0.5(50%)いわゆる半値戻し⇒
1,891円+20,347円=22,238円
②0.618⇒2,337円+20,347円=22,684円
※①と②とは既にクリア。
次が、0.764になりますので、
2,889円+20,347円=23,236円
先週末(5/18)の日経平均株価は22,930円
で、節目の23,000円前に、なかなか超えられ
ない足踏み状態。米国の金利上昇、米中貿易
摩擦、ドル高、原油高等の懸念材料に対し、
110円台の円安だけでは、
23,000円をクリアして、1月高値の
24,129円を目指すには、材料不足と
思われます。
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