米国の核合意離脱の影響は、限定的?
9日の東京株式市場、日経平均株価は、
反落。
▼99.81円安い、
22,408.88円(▼0.44%)
22,500円台の高値水準への
警戒感の中、これまで買われていた銘柄の
利益確定の売りが優勢となり、終日マイナス
圏での動きとなっていました。
イラン核合意からの米国離脱の影響は、
円に対しても、株式市場にとっても限定的
ではありましたが、
今後の中東情勢を巡る原油相場の動きが、
国内の景気にどのように働くかと不安視する
市場関係者がいました。
また、
米国による、イランへの対経済制裁が米国経済
、米国株式市場をどう動かすのか、8日の米国
マーケットでは、まだ消化されていないので
今日の米国マーケットをみたいと、慎重な意見
もありました。
好決算企業の株は買われ、株式市場の地合いは
しっかりしているといえますが、
(本日の東証1部売買代金も3兆円近くに)
中東情勢が緊迫化せずに、短期間で好転する
ことがのぞまれます。
トヨタは過去最高の純利益
2018年3月期の決算で、過去最高の純利益と
3,000億円の自社株買いを(通常の取引時間
終了後ではなく取引時間中に)発表した、
トヨタ自動車(銘柄コード7203)は、
3%を超える上昇、売買代金もトップ。株価は
前日より、+269円高い
7,424円(+3.76%)
トヨタの決算内容ーー決算短信より
当期(2018年3月期)売上高/純利益
29兆3,795億円/2兆4,939億円
———————————————
来期(2019年3月)売上高/純利益
29兆円/2兆1,200億円
尚、トヨタでは、来期の為替の前提を
現時点で、通期平均
1ドル=105円、1ユーロ=130円
としています。
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