好きなように、割合を決めていいんです。
Q.28
確定拠出年金を始めます。「配分指定」の手続をするように言われ
ましたが「配分指定」とは、何ですか?
A.28
「配分指定」はどの商品を、どのくらいの割合で購入するかを指定
することで、資産運用のキモとも言うべきものです。掛金全体を、
100%として商品ごとに割合を決めていきます。金額ではなく、割合
を指定しますので、仮に掛金を変更することがあっても、そのまま
同じ割合で継続することができます。
購入できる、運用商品は、それぞれの加入する確定拠出年金ごとに、
つまり、企業型DCであれば、会社が指定する金融機関の揃えたライ
ンナップの中から、iDeCo(個人型DC)場合は、自分で選んだ、金
融機関の提供する商品から選びます。
自分で決めた運用商品は、インターネットやコールセンターなどで確
認することができます。配分指定には、手数料はかかりません。
毎月掛金を10,000円の例を考えてみましょう。商品Aと商品Bにそれ
ぞれ20%ずつ、商品Cと商品Dに30%ずつに指定したとすると、
AとBが、10,000円✕20%で、それぞれ2,000円
CとDが、10,000円✕30%で、3,000円ずつの配分
指定になります。
運用商品には、「定期預金」「保険商品(生損保)」や「国内債券」
「国内株式」「海外債券」「海外株式」を投資対象とする、投資信託
等があるのは、紹介したとおりです。QA12〜18まで。
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