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米国株安の嫌なムードを円安が救う?
25日の東京株式市場、日経平均株価は
前日比▼62.80円安
22,215.32円(▼0.28%)
と反落。
午前中は、前日の米国株の大幅安の流れ
のままに、一時は、▼197円ほど安くなる
場面もありましたが、後場になり
1ドル=109円台の円安に助けられるカタチ?で
後場に下げ渋る展開となり本日の取引を終えて
います。
東京マーケットに影響をあたえる
米国株式市場の見方については、
「米金利の上昇は既定路線であり、大型減税に
効果で、米国企業の利益率は確保できる環境にあ
る」という、強気意見と、
「米国株の下落原因は、企業業績の先行き懸念に
よるもの。
これまで、株価を支えきた企業業績期待のシナリ
オが崩れはじめてきているのではないか」
等の懐疑的意見が交錯しているマーケット状況の
ようです。個人的には・・・
東京株式市場の地合いは強い
なぜなら・・・。
このブログでも、何度かお話しているように
粛々と続けられている
日銀のETF(上場型投信)を通じての
日本株の購入ですが、
その日銀による、ETFの購入が目立たないのにも
かかわらず、
マーケットが堅調であるという事実があるから
です。
今年に入ってからの日銀による、ETF購入金額は
1月 4,638億円
2月 6,076億円
3月 8,333億円
そして、4月が昨日までで
1,644億円
と少なめの購入。
しかも、大口の700億円以上の買い
が、4月9日〜4月20日の2週は
ゼロ。それでも、日経平均株価で
22,000円
を維持できているわけですから
地合い(現在の株式市場の強弱をあらわす)
は強いと言えるでしょう。
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