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日本企業の生きる道。①輸出

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アジアの力を、なめてはいけない

日本の株式市場は、常に為替の影響を受けています。それは、日本
を代表する企業が、輸出によって売上を伸ばしているからです。円
高は、海外での売上をおとし、円安は逆に追い風になります。

それでも、厳しい円高の時代をのりきり、日本企業の体力は多少の
円高には負けない、強いものになっています。輸出が伸びることで
トヨタやキャノンなどの世界的企業はもちろんのこと、それに関連
するメーカーまで日本企業、そして日本経済全体が底上げされてい
ることは、紛れもない事実です。

財務省等の統計によると、2015年10月〜昨年11月までに14カ月連続
で前年比マイナス。それが、昨年の12月からプラスに転じ(前年比)
3月まで4カ月連続になったそうです。3月の貿易統計(前年比)で

特に、アジア向けの輸出が、米国+3.5%、EU(欧州連合)+1.4%
と伸び悩むなか、プラス16.3%になったとしています。アジアの国別
では、韓国+29%と大きく伸び、中国+16.4%、ASEAN(東南アジア
諸国連合)+15.1%、台湾+12%、といずれも二桁増で続いています。

輸出品目では、自動車部品や一般機械、電気機器をおさえ、レンズ
やカメラ、内視鏡、顕微鏡、複写機、液晶向け装置などハイテク機器
・部材がトップを占めています。

韓国のサムスン、台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)などのアジアの巨
大ハイテクメーカーがスマートフォンなど(GalaxyやiPhone等)製造
のために、電子部品や他のハイテク製品、部材を、さらには、半導体
製造装置や有機EL製造装置といったものを、高い技術力をもつ、日本
のメーカーに求めてきているのです。

まさしく、アジアの中の日本。アジア経済の発展を日本が支え、ア
ジアによって日本企業が売上を伸ばしている姿が見えます。

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