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【米国株、週間見通し】2025年12月1日-5日:12月初週の米国株は、利下げ期待と景気指標が相場を左右する重要な1週間

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12月に入り、米国市場はFRBの政策発表やISM指数、PCEデフレーターなど重要指標が集中する週を迎えます。

利下げ期待が高まる一方で、景気の弱さを示すデータが続けば相場の変動も大きくなりそうです。

今週は金利の動きとハイテク株の反応が特に注目されます。

目次

12月1〜5日の米国株:利下げ期待と景気指標が交錯する今週の相場見通し

見通し

12月入りの米国市場は、FRBが量的引き締め(QT)を終了するという大きな政策転換を控え、株式市場では「流動性が改善するのでは」という期待が高まりやすい状況です。一方で、製造業・サービス業の景況感やインフレ、消費者心理といった、景気の強さを見極める重要指標が相次いで発表されるため、利下げを織り込んだ現在の相場がそのまま維持できるのかが試される1週間となりそうです。

まず週明けの、12月1日に発表される ISM製造業景況指数(11月) は、景気の好不況の境目である50を依然下回るとの見方が多く、弱い結果となれば利下げ期待がさらに強まりやすいと考えられます。

逆に上振れれば、金利見通しがやや調整される可能性もあります。加えて、QT終了という政策イベントは長期金利の重石となり、ハイテク株にプラスに働くとの見方が広がりそうです。

翌2日には OECDの経済見通し が公表されます。世界経済への慎重な見解が示されれば、ディフェンシブ株に資金が向かう一方で、エネルギーや素材など景気敏感株の上値は抑えられる可能性があります。

同日には OPECプラスの閣僚会合 も控えており、追加減産の有無が原油価格、そしてエネルギー株の短期的な動きを左右するかもしれません。

3日には、米経済の大半を占めるサービス業の動向を示す ISM非製造業指数 が発表。弱い結果となれば、利下げ観測が改めて高まり、金利低下を支えにナスダック優位の流れが続く可能性があります。

そして週後半の最大の焦点が 12月5日のPCEコアデフレーター(9月分) です。これはFRBが最も重視するインフレ指標であり、鈍化が続けば「12月利下げ」の期待がさらに強まりやすい状況です。同日に発表される ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) はインフレ期待を含むため、債券市場が反応しやすいイベントとなります。

総じて、今週は「利下げ期待」と「景気後退懸念」のせめぎ合いが続く展開です。金利の低下基調が続く限り、ハイテク株は強含みやすい一方、景気指標が予想以上に弱い場合は、景気敏感株や消費関連株に売りが出るリスクもあります。ナスダック中心の強い地合いが続く可能性は残るものの、材料によっては相場の振れ幅が大きくなる点には注意が必要です。

12月1〜5日の米国市場イベント:今週の主要指標と注目ポイントまとめ

12月

1日(月):11月ISM製造業景況指数/FRB-量的引き締め(QT)終了/「OPECプラス」閣僚会合

2日(火):OECD「経済見通し」公表

3日(水):11月ISM非製造業景況指数

5日(金):9月PCEコアデフレーター/12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

先週【11/24-28】ダウは週間で1,400ドル超上昇と6月以来の大幅高

先週のポイント
  • 12月利下げ観測が一段と強まり、主要株価指数は堅調
  • 長期金利が3.98%前後まで低下し、ハイテク株が上昇
  • 半導体・AI関連が市場を牽引
  • 弱い経済指標が利下げ期待を押し上げる構図
  • 感謝祭前後は商い薄く、一部で月末要因の買いも入る
  • ダウは週間で1,400ドル超上昇と6月以来の大幅高

28日、週末金曜日の米国マーケット

*主要株価3指数の週末の終値と前週末比(+は↑上昇、▼は↓下落)。年初来の上昇率、過去【史上】最高値とその日付です。

先週の米国市場は、FRBによる12月利下げ観測が一段と強まったことを背景に、主要株価指数が揃って堅調に推移しました。特にナスダックはハイテク株の買いが続き、半導体を中心に強い動きが目立ちました。金利低下と経済指標の弱さが相場を支える形となりました。

FRB高官による相次ぐ「利下げ寄り」の発言と、弱めの経済指標が重なったことで、景気減速 → 利下げ期待 → 株高という流れが鮮明になりました。市場では、12月FOMCでの0.25%利下げ確率が8割を超え、金利先物市場でも利下げを織り込む動きが加速しています。

長期金利は一時3.98%と約1カ月ぶりの水準に低下し、金利に敏感なハイテク株に追い風となりました。特に半導体やAI関連株の上昇が目立ち、指数全体を押し上げました。

また、感謝祭前後で商いは薄かったものの、月末要因の買いも相まってダウは週間で1,400ドル超の上昇と、6月以来の力強い戻りとなりました。

先週【11/24-28】の米国マーケット日々の動き

11月24日(月)

主要材料

  • FRB高官が相次いで利下げを支持、12月利下げ観測が強まる
  • フェドウオッチで12月0.25%利下げ確率が7割→8割台へ上昇
  • 長期金利は4.02%まで低下

個別株

  • NVIDIA(+2.05%):半導体全体に買い
  • Alphabet(+6.31%):最新AIモデルへ評価集まり、投資判断引き上げが追い風
  • Tesla(+6.82%):AI半導体開発状況をCEOが公開し買い優勢
  • Broadcom・Palantirなど半導体関連が上昇

指数・金利

  • ダウ +0.44%
  • S&P500 +1.55%
  • ナスダック +2.69%(5月以来の上昇率)
  • 10年金利 4.02%

11月25日(火)

主要材料

  • FRBミラン理事が「経済は大幅な利下げを必要としている」と発言
  • 小売売上高、PPIコア、消費者信頼感指数が予想下回り、景気減速を意識
  • 長期金利は一時3.98%まで低下
  • 次期FRB議長候補としてNECハセット氏の名前も浮上し、政権主導の利下げ期待が広がる

個別株

  • NVIDIA(-2.59%):メタがグーグル製AI半導体導入検討と報道され競争懸念
  • Meta(+3.78%)、Alphabet(+1.53%):AI・広告関連が堅調

指数・金利

  • ダウ +1.43%
  • S&P500 +0.91%
  • ナスダック +0.67%
  • 10年金利 4.00%

11月26日(水)

主要材料

  • 利下げ観測を背景に半導体株が買われる
  • 27日は休場、28日は短縮取引で商い薄く上値重い
  • 弱い景気指標(シカゴPMI36.3、総受給者数196万人)で利下げ余地が意識
  • ベージュブックは「経済活動はほぼ変わらず」も雇用需要鈍化を示す

個別株

  • NVIDIA(+1.37%)
  • Tesla(+1.71%)
  • Dell(+5.83%):AIサーバー好調で業績見通し引き上げ

指数・金利

  • ダウ +0.67%
  • S&P500 +0.69%
  • ナスダック +0.82%
  • 10年金利 3.99%

27日は、感謝祭のため、市場はお休み

11月28日(金・短縮取引)

主要材料

  • 利下げ期待が続き、ダウ・S&P500は5日続伸
  • 感謝祭翌日のため閑散、値動きは不安定
  • 機関投資家の月末要因(お化粧買い)が入りやすい地合い
  • フェドウオッチで利下げ確率は86%まで上昇
  • CMEのシステム障害は復旧し影響は限定的

個別株

  • NVIDIA(-1.81%)
  • Tesla(+0.84%)
  • Meta(+2.26%):堅調な推移

指数・金利

  • ダウ +0.61%
  • S&P500 +0.54%
  • ナスダック +0.65%
  • 10年金利 4.01%

主力銘柄の動き(週まとめ)

  • NVIDIA(NVDA):競争懸念でやや荒い値動きも、半導体セクターの地合いは良好
  • Tesla(TSLA):AI半導体関連の材料が支え、週を通じて堅調
  • Alphabet(GOOGL):AIモデルの評価が高まり上昇基調
  • Meta(META):広告・AI関連の改善期待が続き、株価はじわり上昇
  • Dell(DELL):業績見通し上方修正で大幅高

セクター別まとめ

ハイテク・半導体
利下げ観測強化と長期金利低下で最も恩恵を受けた領域。NVIDIA、Broadcom、Dellなどが買われ、指数全体を牽引。

消費関連
小売関連の指標は弱かったものの、金利低下が支えとなり底堅い動き。

金利敏感株(不動産・公益)
長期金利の4%割れで買いが入りやすい環境。ただし材料不足で騰勢は限定的。

先週のニュースTOP3

  1. FRB高官が相次いで利下げ支持を表明
  2. 弱い経済指標(小売・PPI・PMIなど)が景気減速を示唆
  3. 12月利下げ確率が86%まで上昇し、株式市場の追い風に

先週のポイントまとめ

  • 12月利下げ観測が一段と強まり、主要株価指数は堅調
  • 長期金利が3.98%前後まで低下し、ハイテク株が上昇
  • 半導体・AI関連が市場を牽引
  • 弱い経済指標が利下げ期待を押し上げる構図
  • 感謝祭前後は商い薄く、一部で月末要因の買いも入る
  • ダウは週間で1,400ドル超上昇と6月以来の大幅高

先週noteした、米国企業の最新決算>>

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