11月の米国雇用統計は、
景気動向をタイムリーに
反映するとされる、
非農業部門の雇用者数が、
前月から、22.8万人増。
予想の19.5万人を上回り、
失業率も4.1%と
米国経済が堅調に推移している
ことは示すかたちとなりました。
さて、今年、2017年の
FOMC(連邦公開市場委員会)に
での*FF(フェデラル・ファンド)
金利引き上げのペースは、
目標誘導レンジを
3月 0.75%〜1.00%
6月 1.00%〜1.25%
それぞれ引き上げるという
ものでした。
年内にあと、今月の
FOMC(来週12日、13日)
で、引き上げが確実視されており
今年は、3回ということに
なります。
利上げ前後からの
ニューヨークダウは、
3月の利上げあたりが
21,000ドルを挟んでの動き。
6月以後は、
概ね、
21,500ドル〜22,000ドル。
そして、9月に入り、
22,000ドル台に落ち着くと
12月の
24,500ドル台(12/4)まで駆け上が
ってきたわけですから、
緩やかな利上げのペースを
市場が評価しているといっても
言い過ぎではないと思います。
また、現時点での
来年2018年についての各金融機関の
利上げペースの予想では、
年3回が一番多く、
年4回は少数派のようです。
*FF(フェデラル・ファンド)金利
・・米国の民間銀行は預金残高に
応じてFRB(米国の中央銀行にあたり
ます。)に準備金を預託しますが
その資金を民間銀行が、短期市場で
調達する際の金利を言います。
米国の政策金利として、位置づけられ
ています。
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