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マイクロソフト、1-3月期決算は3部門とも市場予想を上回る。クラウドサービス『Azure』引き続き好調で、業績に貢献!

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利益、売上高とも市場予想を上回りました。主力のクラウドコンピューティング・ソフトウェアサービスへの堅調な法人需要が後押ししたと、ブルームバーグは伝えています。

目次

決算フォーカス

マイクロソフトは、7月から翌年の6月までの1年間で決算を区切ります。7-9月、10-12月、1-3月、4-6月の四半期ごとにその間の決算を発表します。ですから今回は、2022年の7月から2023年までの6月を1年とした決算のうち、Q3、Third Quarter(第3四半期)となります。

概要

2023/1-3月(Q3)2022/1-3月(Q3)前年同期比
売上高52,85749,360+7.1%
営業利益22,35220,364+9.8%
当期利益18,29916,728+9.4%
EPS2.45 2.22+10.4%
単位百万ドル EPSはドル

*グラフにカーソルをあてると、金額がわかります(単位百万ドル)。

ハイライト

3部門はいずれも、市場予想を上回っています。(数字は為替の影響を除いた、いわゆる恒常為替レート、前年同期比。)

  • IC(Intelligent Cloud)-総合クラウドサービス 、アジュール(Azure)およびその他のクラウドサービスの売上が+31%増加したことにより、サーバー製品とクラウドサービスの売上は同+21%増加しました。IC部門全体では221億ドルと同+19%増。
  • PBP(Productivity and Business Processes)-企業向けのOffice365(クラウド版)の売上が、同+18%増。Microsoft 365 Consumerの加入者数は6,540万人に拡大LinkedInの売上は同+10%増加。PBP部門全体では175億ドルと+同15%増
  • MPC(More Personal Computing)-Windows OEMの売上は同28%減少、デバイスの売上は同30%減少。 Xboxのコンテンツおよびサービスの売上は5%増加。MPC部門全体では、133億ドルと同▼7%の減収。
  • マイクロソフトは2023年度第3四半期に97億ドルを自社株買いや配当の形で株主に還元しています。

株価は急回復

※4/27の株価は終値。他は月末の終値です。各月のチャートのところにあわせると、株価がわかります。

トップのコメント

世界で最も先進的なAIモデルが、世界で最も普遍的なユーザーインターフェースである自然言語と一緒になって、コンピューティングの新時代を作り出そうとしています。マイクロソフトクラウド全体で、お客様がデジタル支出から最大の価値を引き出し、この次世代のAIのためにイノベーションを起こすためのプラットフォームとして、私たちは選ばれているのです。

– マイクロソフトの会長兼CEOであるサティア・ナデラ

※マイクロソフトのIR→Earnings Release FY23 Q3,Third Quarter Resultsから、DeepLで和訳↑

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