野球の話では、ありません・・・
ショートカバー。
JPX(日本取引所グループー
東京証券取引所、大坂取引所を含む)
によると、
9月2週(9/11〜15)
の投資部門別売買・取引状況では、
海外投資家は、
現物 ▼4,172億円の売越
先物 +12,446億円の買越
合計で、+8,273億円の買越
でした。
8月ひと月の、
現物 ▼7,242億円
先物 ▼7,073億億円
合計で、▼14,315億円の売越
からは、現物の売越しは、変わらずとも
先物の買越しが、極端に目立つ
週(9/11〜15)となりました。
緊迫する北朝鮮情勢を踏まえ、
日本株全体の値下がりで、
利益を狙う、海外投資家、
特にヘッジファンドの、
思惑が外れ、慌てて、
先物から買い戻しに走った、
(いわゆるショートカバー)と
捉えるほうが、的を得た
マーケットの解説だと思います。
その大量の先物の買いをきっかけ
として、今週(9/19〜22)は
その流れのままに、
9月8日の日経平均株価(終値)で、
19,274円から、
9月22日
20,296円と、1,000円の
値上がりとなり、週末をむかえて
います。
日銀による、目立ったETFの購入
もないなかでの、
20,000円回復でしたので、
楽観的な見通しをする
マーケット関係者もいますが
大量のショートカバーが、上昇
の要因であるのならば、
相場の持続性には、疑問が残る
と個人的には、みています。
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