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『株式投資投資の未来』が、このブログを書くきっかけになりました。

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なぜ、株式投資をするのか?

デフレ経済によって低迷するマーケッ
トから復活し、今後緩やかな上昇過程
に入る日本の株式市場をどのように、

予測し伝えていくかが、勉強会やセミナ
ーでの私の課題でした。

日銀の金融政策が重要な要素であること
は、その通りなのですがそれ以上に、も
っと根本的なこと長期投資の前提である、

右肩あがりの株価上昇をイメージする
裏付けが不足していると感じていたか
らです。

そんなときに出会ったのが、

『株式投資の未来』〜永続する会社が
本当の利益をもたらす〜
ジェレミー・シーゲル著

-瑞穂のりこ訳 日経BP社
2005年11月 第一版発行

でした。印象的なところを抜粋、引用
しますので、参考にしてください。今後
も機会をみて、少しずつ紹介していきた
いと思います。

『・・・信頼される識者も経済世界の終末
の日を予見している。*ピーターソンや**
コトリコフらの警告はこうだ。

社会の高齢化が進み、貯蓄率がどうしよう
もなく低い上に、労働力不足が現実のもの
となれば、経済は崩壊する。そうなれば、
米国の数千万にのぼる退職者の生活は破綻
する・・・

わたしも、米国の将来は人口動態に左右さ
れるとの見方に賛成するひとりだ。ただし、

わたしたちが直面する人口動態のトレンドに
ついて独自に調査した結果、

いまではピーターソンやコトリコフらの悲観
論には強く反対している。独自のモデルを使っ
て、人口動態と生産性の関係を長期的に分析し、
こう確信するようになった。

世界は崩壊の淵にあるどころか、
これからいよいよ成長が加速する段階にある。』

*『燃料切れ(Running on Empty)』の著者
**『世代間闘争(The Coming Generational Wars)』
の著者でボストン大学経済学部教授

 

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