つくづく人間は比べるのが好きな生き物だと思います。いや、比べることをしなくなるのが怖いのかもしれません。「競争」に「ランキング」・・・。企業の業績は、四半期ごとになりますし、必ず出てくるのが前年同月比であり、前年比。株式投資自体も買った値段と売る値段の比較ですから・・・・。
なるほど・・・そこで
株価をつけてみる
長期投資をする上で、大切なことは「冷静さ」と「楽しむ心」。日々起こることに振り回されていては、心と体が持ちませんし、続けることはできません。まずは、株価は動くこと、変化するものと知ることです。
ノートを用意する
6/29 TUE | 30 WED | 7/1 THU | 2 FRI | |
NYダウ | 34,633.53 | 34,786.35 | 34,635.53 | 34,786.35 |
為替(ドル/円) | 110.550 | 111.113 | 111.535 | 111.027 |
米国10年国債利回り/% | 1.4731 | 1.4697 | 1.4662 | 1.4349 |
アマゾン | 3,448.14 | 3,440.16 | 3,432.97 | 3,510.98 |
フェスブック | 351.89 | 347.71 | 354.39 | 354.70 |
アルファベット | 2,445.45 | 2,441.79 | 2,448.89 | 2,505.15 |
アップル | 136.33 | 136.96 | 137.27 | 139.96 |
↑私のは、こんな感じですが・・・恥ずかしい😅
ノートを見開きにして、左から線をひいて枠をつくり、それぞれの項目に記入していきます。(手書きがおすすめ)2ページにわたり、記入していくのが見やすくて良いと思います。日々忙しい現代人にとっては、毎日でなくて、週末にまとめて1週間分をつけるのぐらいの余裕で、十分です。ノートの余白に、その時に世界で起きたイベントを書き留めておくと、後での楽しみが増えます。上のシートは、一つの例です。オリジナルで工夫してみてください。もちろん、手書きではなく、エクセルに打ち込むのでもかまいません。
森を見てから、木をみる
市場全体の動き(NYダウ、金利、為替等)を見てから、個別の動き(シートの例では、アマゾンやアップルなど)を確認し、例えば、全体が下がっているのに、個別は上がっているとか、為替の動きが関係あるのか、ないのかと、おぼろげながらわかってくることがあります。木を見てから、森をみる場合も時にはあります。
株価をつける効果
少しずつですが、マーケットが実感できるようになります。さらには、世界で起こっていることを市場、マーケットを通じ触れ、そして経済を肌で感じることができます。社会人になってからする勉強?(好奇心を満たしてくれるもの)は、一生ものです。学生の頃を思い出しながら、ノートを開き、日々楽しみましょう。
いきなり、投資を始める必要はありません。
ティッカーシンボルを調べてみましょう。
ティッカーシンボルとは
日本の上場企業には、それぞれ銘柄コード(証券コード)、数字の番号が与えられています。例えばソニーは、6758ですし、トヨタ自動車は7203となります。これに対して、米国の上場企業には、英語の1~5文字アルファベットが割り振られて
います。歴史の古い老舗企業の1文字、フォードモーターズの「F」やビザの「V」をはじめ、グーグル(こちらは企業名が、アルファベットです。)の「GOOGL」、アマゾンは「AMZN」アップルは「AAPL」などいった、
ティッカーシンボルと呼ばれるものです。
アメリカ発のブランド
私たちの身の回りには、米国企業の商品やサービスがあふれかえっています。スマートフォンのandorid、iOS 、PCの基本ソフトは、Windows、mac と、特に、ソフト分野では、米国企業の独壇場です。また、マクドナルド、スターバックスなどのグローバル企業の看板は日本の多くの地域で見ることができます。日々目にする、米国企業(アメ株)のティッカーシンボルでは
- マイクロソフト→MSFT
- フェイスブック→FB
- ツィッター→TWTR
- マクドナルド→MCD
- スターバックス→SBUX
- P&G→PG
- ファイザー→PFE
どんな企業の株価をチェックするかは、まずはあなたの日々の生活の中から、探してみるのが良いかもしれません。繰り返しになりますが、日付を記入し、指数(NYダウ、S&P500、ナスダック)、為替、金利、そして、個別の企業の株価をノートにつけてみてくだい。
参考サイト
取引の時間は、日本時間 23:30~6:00(現地時間9:30~16:00)*サマータイムは、日本時間 22:30~5:00ですので、
朝起きたら、PCまたは、スマートフォンでYahooジャパンのファイナンスを開きます。まずは、全体を把握。右側のところに「マーケット」というのがあります。そこの、日経平均とそのチャートグラフがあり、その下に、『NYダウ』というのがありますので、そこをクリックすると、NYダウの最終の値段が出てきます。下の方に目をやると、「ナスダック」「S&P500」 「米国10年債」が同様にありますので、確認してください。
個別企業を調べるには、Yahoo ジャパンのファイナンスのトップに戻り、上にある検索窓に、日本語で企業名を入れて検索。(候補がいくつか出てきた場合は、米国国旗のある企業名のところをクリックする)その企業の株価がのったページに進
みます。カタカナの企業名の上に、ティッカーシンボルがあります。一番大きな数字で書かれているのが、株価、その日、一番最後の値段、終値です。株価は、取引されている時間内で常に動いていますが、1日の取引後にわかりやすいように、便宜上、その日の最初につけた値段、始値、その日の高値、その日安値、そして、終値の4つの値段に分けて表示されます。記録しておくのは、この終値だけで良いです。
ティッカーシンボルがわかり、チェックしたい企業が決まったら、今度は、本家のYahoo Financeの英語サイトに行きましょう。右上の「Quote Lookup」の枠の中に、ティッカーシンボルを入れて、returnキーを押すと、調べたい米国企業の株価がわかります。
1週間分とか、まとめてチェックするときは、個別企業の株価の下に、いくつか横に左から、項目が並んでいる、Summary Chart ・・・・Hisotorical Dataをクリックすると、これまでの株価、時系列データが出てきます。項目をクリックすると
どれも英語で書かれていますが、臆することはありません。グーグル翻訳など便利なツールがあります。私のおすすめはDeepLです。和訳が自然で、とても重宝しています。無料版があります。
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