まずは、
今朝の某経済新聞の見出し。
『日経平均 周回遅れの高値
バブル崩壊後最高 2万2937円
企業、海外で稼ぐ力
国内構造改革進まず 』
さらに、3面の市場関係者の
見方では、
年内や来期までの株価の見通し
として、上限でも
23,500円〜24,000円まで
という、どちらからというと
控えめな数字をあげる
ストラテジスト等の予想を載せて
います。あまりの急激な上昇に
天下の経済新聞も
その流れについていけてない
というところでしょうか?
ひょっとして、
株価の上昇を、快く思ってないの
では、と思えるほど、
トーンが低いと感じました。(笑)
日経平均株価で、年内
2万5000円以上の水準を
想定し、その理由を3つ、
上げてみたいと思います。
※尚、あくまでも個人的な、見解です。
投資をすすめるものではありません。
投資は自己判断、自己責任でお願い
いたします。
①メディア、専門家等の見解が、
控えめ、慎重であること。
②買い遅れた、投資家がまだまだ多く
いること。
③バブルではないこと。
①については、説明したとおりですが、
②の買い遅れた、投資家というのは、
国内、海外にかかわらず、
個人から資金を集めた、いわゆる機関
投資家とよばれる、年金や投資信託と
いった、プロの運用集団の動きのことを
さします。
グーローバルな運用をしている彼らの
世界は、結果が常に問われるところ
であります。
堅調に推移する、日本株を組み入れる
のに、遅れた場合それは、そのまま
運用する資金のパフォーマンス(運用成果
)の劣化?につながります。
彼らの日本株の買いは、はじまったばかり
ととらえるほうが良いでしょう。
③のバブルではないというのは、
株価が上昇してくると、
常に、「バブルだ」というふうに
言われます。
企業の業績から、株がどれくらい
まで、買われているかをさす
指標として、
PER(Price Earnings Ratio)
株価収益率
があります。「倍」であらわし
この数値が高いほど、
業績に対して株価が、高く買われすぎ
であるとみます。
日経平均株価に採用されている
PERは、大体、15.5倍ほど。
これは、米国の
「20倍」
ドイツの
「15倍」に比べても、高すぎる
とはいえません。(本日の
経済新聞より)
さらに言えば、
平成バブルなどのときには、
「60倍」まで買われていた
という事実は、
バブルとは、程遠いと水準であると
いうことを物語っていると思います。
いずれにしても、
25年10カ月ぶりに高値を更新したという
ことは、バブル経験者として、
とても、意味のあることだと実感して
います。
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