海外投資家の売越し続く
JPX(日本取引所グループー
東京証券取引所、大坂取引所を含む)
によると、
2月第3週(2/19〜2/23)
の投資部門別売買・取引状況、
海外投資家は、
現物 ▼ 1,132億円の売越
先物 ▼4,014億円売越
( ※他の投資部門では、
現物を
個人が、
+815億円
公的年金をあらわす
信託銀行が、
+1,132億円
それぞれ買い越し。
また、同期間の
日銀による、ETFの購入金額は
1,522億円
でした。 )
2018年、1月(1/4〜2/23)
以降は、海外投資家は
現物 ▼12,712億円の売越
先物 ▼ 41,298億円の売越
合計▼54,010億円もの、売越
をしています。
海外投資家の1月〜2月3週までの動きは・・
海外投資家の
現物と先物合計の売買動向の
詳細です。(1/4〜2/23)
※▼は売越、+は買越を
あらわします。
1月1週 + 6,871億円
2週 ▼10,142億円
3週 ▼ 1,898億円
4週 ▼ 8,248億円
5週 ▼11,882億円
2月
1週 ▼18,022億円
2週 ▼ 5,543億円
3週 ▼5,146億円
日経平均の動きは
この間の日経平均株価は、
(終値ベース)
高値を付けた、
1/23(4週)の
24,124円から
(高値は、24,129円)
米国金利上昇で、
米国株が大幅値下がり
をしてその、影響を受けた、
2/14(2週)の
21,154円まで
(安値は 20,950円)
▼3,000円ほどの値下がり
(▼12.3%)
その後は、
多少の落ち着きあり、
今週はじめの、2/27には
22,389.86円
+1,235円
(+5.84%)
まで戻していました。
しかし、
2/28日、3/1日、2日の
3日間で
▼1,200円下落。
昨日、3/2の週末は
21,181.64円
かなり、上下の幅が
大きな(ボラティリティの高い)
動きとなっていました。
来週以降も、
米国の
トランプ政権による、
貿易摩擦への懸念、
金利の高止まり、
国内では、
決算対策等で、売りが出やすい
3月であること
そして、
105円台の円高と
東京株式市場にとっては
リスクオフしたい
環境となることが予想されます。
ただ
短期的には、この3月の値下がり、
押し目と考え、
新営業年度となる、4月、5月に
むけて、備えるのが賢明だと
思います。
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