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確定拠出年金、日米対決は、米国の勝利!米国民は成功体験ができた!?

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目次

米国に学んだ日本

米国企業年金の代表的なものが、401(k)と
呼ばれている確定拠出年金制度です。40
1(k)とは、1978年に米国の税制を規定

する『内国歳入法(Internal Revenue
Code)』に、401(k)条項が追加され、
1981年から具体的な実施規則に適合
した税制適格な制度として、スタート
したことに由来します。

日本の確定拠出年金制度は、この米国で
普及・発展してきた401(k)プランを参考
につくられていますが、大きな違いがあ
ります。

拠出方法のちがい

米国では、企業ではなく従業員個人が所得
控除のメリットを受けながら、掛金を拠出す
ることが前提になります。マッチング

拠出は個人ではなく、企業が任意で拠出でき
る形となっています。(日本の企業型DCの場
合は、逆で企業がまず掛金を、個人がマッチン

グする)税制上のメリットがあるうえに企業か
らの補助金とも言えるマッチングがあるため効
率的に老後の資金づくりできる制度として普及
してきました。

また、拠出限度額をみても、米国401(k)の個
人の年間拠出限度額は、17,500ドル(196万
円1ドル=112円で計算。以下同じ)で、
さらに

50歳以上については、その限度額に年間
5,500ドル(62万円)が上乗せできます。
(キャッチアップ拠出と言うそうです。)

そしてさらに、企業の拠出限度額は、ほかの
DC制度とあわせて、年間52,000ドル
(580万円 2014年の数字)日本の場合
企業型は、条件にもよりますが上限が、
年間66万円〜33万円です。

このように米国と日本のDCを比較すると拠出
限度額の水準にも大きな開きがあります。
また、急速に普及した米国に比べると、

日本の普及ペースは大きく遅れをとってい
ます。これは、年金の使い勝手など融通が
効かない、

真面目な日本人がつくる?制度ということ
もあるかもしれません。

日米株式市場の上昇力のちがい

制度の自体のちがいよりも日本と米国で
大きくちがうのが、制度が生まれ、整備
されていく過程での投資環境、マーケット
の動きにあります。

『確定拠出年金がイマイチ、盛り上がらな
い、ワケとは・・』でもお話ししましたが

つまり、米国では持続的な株価上昇が投資
家だけでなく、確定拠出年金制度等の加入者
にも、成功体験(株価の値上がりによる保有

する金融商品の利益)をもたらしたのに対し、
日本では株価低迷期が続き、いい思い(成功
体験)ができませんでした。

その結果、日本では株式やファンド(投信)の
リスクばかりが強調され、せっかくDCに加入
したとしても、元本確保型の商品に預けること
が多くなってしまっています。つまり

投資や資産運用で、成功体験のない日本人が
ほとんどという事実が、

これまでの確定拠出年金を普及を遅らせている
大きな理由と言えるでしょう。

関連記事はこちら↓
『確定拠出年金がイマイチ、盛り上がらな
い、ワケとは・・』

 

 

 

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